ご無沙汰してしまいました
今回は脚の製作のご紹介です
脚の部分が2本、折れてしまっていたので新しく製作します
専門の職人さんにお願いをして作って頂いた脚
調整して、組み直します
この脚の製作、ろくろで、とは聞いていますが
椅子によって形は様々、細かい丁寧なお仕事...
う〜ん
一度見学させていただきたいなぁと思っている私です
もちろんこのままではなく、
他の脚、全体との色をみながら塗装していきます
どこだったか分からないほど
色合いばっちりです
シャッキリ!
一箇所具合の悪い所があると、全体がくったりして見えてしまいますが
そこが直ると全体が生き生きしてきます 気がします
むしろ長い間の貫禄さえ感じる〜
割れてしまったり、ひびが入ってきてしまっても
今回のように新しく作ったり、
また状況によっては現状のまま補修することもできますので、
ご相談ください
梅雨もあけて暑いですね!
夏になると現れるポーズ かわいすぎます♡
7月 いよいよ夏本番
かき氷が大好きの私には嬉しい季節
去年は長門屋さんで念願の2杯頼みをしました
今年もたくさん食べようと思います
...
今回はアンプの木製ケースの補修です
天板の一部分が色落ちして、ツヤもなくなってしまっています
天板全体を剥離し、側面との色合いをみながら塗装していきます
塗装後
色も側面と変わりなく、ツヤもきれいに整いました
微妙なオリジナルの様なツヤ加減、きれいです!
お客様にもとっても喜んでいただけて、一安心
良かったです
オーディオ関係の修理も場合により受けておりますので
お気軽にお問い合わせください
もう6月も終わりですね
今月もたくさんのお問い合わせ、ご依頼いただきありがとうございました
それぞれの家具にあるお客様のお話
工房でどんどんと変わっていく表情からお届けまで
毎度とても新鮮で、学ぶことだらけの私です
長く大事に使い続ける精神がむくむく湧いてきています
普段、新しく製作することはあまりないのですが
シェルフの引き出しが無いため新しく作りました
まずはパーツ作りから
ルーターで溝掘り
正面部分には
今とても希少になってきているチーク材の突板シートを貼ります
ツキ板は木目のきれいな部分をスライスして作られた薄い板
木目がきれいにでて、反ったりひび割れたりなどしないので
高級家具の仕上げにあえて使われることもあるそう
正面の取手
円にくり抜いてあり、つまみ部分が取り付けられています
どうやるのかいっさい知恵の出ない私は見学です
古いものに合わせるので経年変化したチークの様に
塗装をしていきます(一番右が完成品)
また別のシェルフでは棚板がなかった!
ので作りました
シナ合板を自然な色合いに
調色していた時はすごい茶色で
自然な色って言っていたのに濃い...なんて思っていたのですが
吹きつけたらナチュラル〜 綺麗な色に
経験していないとわかりませんね...
塗る前(左)と塗った後
黄変した雰囲気を出しています
家具の製作は承っておりませんが、
今回のように引き出しだけ壊れてしまった、棚板だけない、など
可能な場合もございますのでお気軽にご相談ください
6月といったらつばめ
気になることがあって調べたらおもしろかったので
書こうと思ったのですがまたの機会に...
シンガーミシンのリフォームと塗り直しです。
天板を開くと
実はミシン本体がありません。
このミシン用の大きく開いた穴を埋めて全体をメンテして行きます。
まずパーツ作りという訳で、
ナラ材で調度いい厚みの合板を作り、
それから既存のミシンを固定していた金物に板を固定する為の加工を少し施し、
蓋となる板を作ります。
天板の剥離です。
比較的新しい物はしっかりと研磨をし、綺麗な下地が出るまで研磨等施しますが、
(ご注文によりますけどね)
このミシンは木の表情、色を残す為に剥離はここで終わります。
でも後が大変です。
新材と古材をなるべく同じ雰囲気に仕上げねば、
いかにもフタ付けたんですね ではよろしくない。
そこで
これが元の状態です。
当たり前ですがきれいです。
色を入れ、多少ムラにします。
近づいて来ましたでしょ
色々写真抜けてますがいきなり完成です。
フタは裏からボルトで固定することで、開けることも可能なんです。
収納内部の写真ですが天板も柔らかい艶にしてあります。
いい色です。
こんにちは
少し間あいていましたが・・・
いろいろな家具のそれぞれの様子、それぞれの復活ぶりに驚く日々です
今日はお預かりしている引き出しの修理から
表面と箱部分をつないでいるダボ(木材同士をつなぎあわせる際に使用する木の棒)が
割れてしまっていたので・・・
パキ ポキ パキ
新しく取り替え
しっかり組み直します
さらに
表面に小さい穴のあいた傷が
コテとワックスを使って直します
コテの熱でワックスを溶かして〜
パレットで色を作って〜
充填して
平滑にします
余分なワックスを拭き取り
さらにタッチアップ(仕上げに傷や塗り残しがあった時に塗料を塗って修正すること)
穴も消え目立たなくなりました!
埋める素材としては、
ワックスの他に木やパテなどあるのですが、
多少なりとも仕上げに研磨をする必要があります
その点ワックスは研磨などをせずにできるので
補修箇所以外へのダメージを与えることなく補修することが
可能! なのが特徴
と、教わりました ふーむ
それぞれの家具の様子に合わせた材料・方法で修理していますので
お気軽にお問い合わせくださいね
骨折して傷を負っていたけれどすっかり丈夫に仕上がりました