お休み前の記事からご無沙汰してしまいましたが...
営業しております
たんすの修理、塗替え・テーブル塗装が続いています
お預かりしているたんす
色あせや引き出しの調整などなど全体を補修していきます
正面の汚れや金具のさび、引き出しの調整...
どちらも良い仕上がりになりそうです
夏のお休みは少しのんびりできました
あ〜っというまに過ぎちゃいましたが...
上野へ深海展見に行ったり〜 ...
暑さいつまで続くのか...
充電しつつ、しっかり過ごしていきたいです
用箪笥の修理のご紹介です
お預りしたのはこちら
年月がたって塗装の剥がれや引き出しの不具合などが見られますが
引き戸の取手部分に細かい細工があって凝っていました
仕上がり
引き出しの中のクリーニング
引き出しの隙間を埋めて具合を調整
塗装し直し
引き出しもばっちり、艶もでてきれいに仕上がりました
お客様も喜んでくださって嬉しかった
今回の塗装は刷毛塗り
前からちょっと気になっていたので
ガンでの吹付け塗装と刷毛での塗装との違いを教えてもらいました (遅い)
...
なるほど〜
それぞれの家具に合わせて分けていたのか...
今日は獅子座の新月だそう
獅子座としてはなんだかやる気がでそうなわくわくする言葉
新しいことが始まるそうで、なにかな〜、楽しみです
月におまかせ〜
組み直し 2013.08.01
8月、
月初めはなんとなく新しい気持ちになれるので良いです
いろいろを生かして少しづつ頑張りたい...
椅子の組み直しです
ばらり
ゆるんでいたところをすべてばらして、再接着
丁寧に外してバランスをみつつ組み直していきます
組み直しが終了したら、平らなところで脚を水平に調整、仕上がりです
すっきり〜
すっかり夏休みの空気
このごろの雑誌で台北のお茶が取り上げられていておもしろかったです
二度ほど本格的にいただいたことがあるのですが
香りも今まで飲んでいたのとは全く違くて驚き!
時々自分でも淹れてみます
丁寧に淹れる、のも普段の生活ではなかなかできないのでやっていて楽しい
台湾はかき氷もとっ〜ても魅力的、食べまくりたい...
また行きたいな〜
今回は取り壊してしまうお家にあった古い物を
せっかくなので使えるように、とご依頼いただきました
銭箱
銭箱とは江戸時代商人さんなどが日々の銭を保管するために使っていたもので
施錠に仕掛けや鋲がうってあり頑丈なつくりになっています
天板にしみなどがみられたり、色あせもしています
ぴしー!
見比べるとまさに生き返っている感じが
こちらは懸硯(かけすずり)
懸硯とは、商船に積み込まれて使われていた船箪笥の一種で
大切な帳簿や筆、硯などを収納していた箱
頑丈な木組みと丈夫な金具で作られています (調べました...)
天板がわれてしまっており、色もはげが目立ちます
天板もつけて、中もクリーニング
色もとっても良い色になって復活
まだまだ長く使えそうです
そしてもうひとつ
鏡
枠がぱっきりと割れてしまっていたのが...
今回は古さを消すのではなく、活かす直し
大正、明治と知らない時代に使われていたものがでてきて
修理することで元気になり、
当時が感じられながらも現代でばりばり使われていく
なんだか不思議ですごいことのように感じます
使い続ける、という言葉を改めて学んでいるこのごろです
時の記念日 2013.06.10
6月10日は時の記念日なんですね
日本初の時計が鐘をうった日なんだとか
そんな日にぴったりな? 修理のご紹介です
修理前
お客様のお母様のたんすだったそう
あまりない形らしく、私は初めてみました
右側の網のところはラジオ? かと思いきや
棚になっています
引き出しの不具合などや
角もかけていたり、色あせもみられます
輪染み
大きくはげてしまっているところも何箇所か
これらのキズ補修に加え
下部分に安定するように貼ってあったベニヤ板が
ボロボロになってしまっていたので張替え
取手も付け替え
レールもがたついていたのをすべて直して合わせました
がっちり
塗装もして調整して...
〜!! ぴっか
ツヤもでて、全体が生き生き
お客様も見たときからとっても喜んでくださり嬉しい!
さらにお子様が、使いたい、使いたい!!
と言ってくれてますます嬉しい!!
代々使われていく、という言葉をよく聞きますが、
こうして直しながらずっと使い続けられてくのだなー、
と思うとなんだか感動でした