お持ち頂いたコンディションです。
赤味を少し強めに出して、他のパーツとの色も合わせ、磨き仕上げにします。
塗装中
全体が仕上げ面なので直置き出来ず、ギター塗装みたいに吊るして塗ったり、
色合わせの為に浮かせつつ置いて塗ってみたりですとか
塗りごたえ研ぎごたえ抜群の充実のお仕事で有り難い限りでして
ピカピカのライフルって見た事が無いので、
こういうのって楽しくてぞくぞくしますよね
仕上がり
雪が多すぎて、もはや溶け待ちをしている横着者です。
今日ちょくちょく使って頂いているお客様から、組み立て家具を組み立ててほしいとの依頼で
ご自宅まで伺って組み立てたんですが、そんな仕事もあったのかという発見と、
意外に大変という発見 2つも発見がございましたよ。
あんまり組み立て家具って実際組み立てた事ないんですが、特に外国製のもの。
ボンドや釘、ダボやらがたっぷり入っていて、
これはのんびりやってれば半日かかりそうというボリューム。
お客様が難しいと思うのも無理ありません。
通販で気軽に買ったものの、組み立て作業で難航されている方、お手伝い致します。
後、今ライフルのフレームを塗っています。
仕事でライフルの塗装を依頼して頂けるという理解され辛いであろう喜びと、楽しみがふつふつと
湧いて来ている所でして、お客様に感謝しつつ、ゆっくり慎重に、
でもそんなに時間が無かったりするので
やらないとやらないと
学童椅子 2014.02.07
椅子の木部の製作とフレームの塗装です。
写真じゃ解り難いのですが、結構板が湾曲してるんですね、体にフィットする様に。
板はまっすぐで良いよと仰って頂いたのですが、
少しでも曲げるべく、ベニヤを3枚重ねて作っています。
治具とプレスでヨッコイショ式には到底叶いませんけど、
多少、曲げてあります。
シンガーミシンのリフォームと塗り直しです。
天板を開くと
実はミシン本体がありません。
このミシン用の大きく開いた穴を埋めて全体をメンテして行きます。
まずパーツ作りという訳で、
ナラ材で調度いい厚みの合板を作り、
それから既存のミシンを固定していた金物に板を固定する為の加工を少し施し、
蓋となる板を作ります。
天板の剥離です。
比較的新しい物はしっかりと研磨をし、綺麗な下地が出るまで研磨等施しますが、
(ご注文によりますけどね)
このミシンは木の表情、色を残す為に剥離はここで終わります。
でも後が大変です。
新材と古材をなるべく同じ雰囲気に仕上げねば、
いかにもフタ付けたんですね ではよろしくない。
そこで
これが元の状態です。
当たり前ですがきれいです。
色を入れ、多少ムラにします。
近づいて来ましたでしょ
色々写真抜けてますがいきなり完成です。
フタは裏からボルトで固定することで、開けることも可能なんです。
収納内部の写真ですが天板も柔らかい艶にしてあります。
いい色です。
おもちゃの鉄琴修理です。
(大人用は楽器屋さんでお願いします)
プレートを支えるゴムの劣化によりプレートが動いてしまい、うまく演奏出来ない状況です。
穴の中に見えるのはピンとその周りの劣化したゴムです。
元はピンの頭の部分が少し膨らんだ形状でゴムが覆っていた様です。
ピンを抜き、完全に劣化してしまったゴムを土台部分を残しカットします。
土台はそれほど劣化が進行しておらず、まだしばらくは使用に問題無さそうでした。
一部亀裂があった箇所はゴム用の接着剤で補修します。
音階によって箱の中の空洞の大きさが違うようで、ピンがきちんと刺さっている物もあれば、
遊んでいる物もあります。何で代用するか悩みましたが、ゴム土台の保持とプレートを
ソフトに固定する為の頭の大きさから、ちょうど良さそうなビスを代用する事にしました。
ビスを付け、元は着いていたであろうゴムをゴムのキャップで代用します。
色々試しプレートの振動を極力妨げず、尚かつ暴れないサイズに落ち着く事が出来ました。
ついでにご注文頂いた鉄琴の箱も製作です。
ついでだったんですがこちらが結果的にメインの作業だったりします。
その間に積み木パズルの組み直しと欠損部品の製作も同時進行
完成です。
かなりお時間を頂いてしまい、申し訳ありません。
精進します。