ひゃ〜、なんと、もう今年も終わりですね。
工房は今日が仕事納め。
大掃除をしてすっきり、です。
みなさま2014年、いかがでしたでしょうか。
私は...年末になると反省することばかり...の毎年、ですが、今年はとく〜に学ぶこと、気づくことが多く、来年は小さな目標から大きな目標まで達成できるように一日一日大事に過ごしたいな〜。と思っています。
工房も来年は大きく変化する年になりそう?な予感。
変化を楽しみながら進んでいきたいです。
今年も多くのお客様にご依頼いただき、本当にありがとうございました。
私達もたくさんの経験をさせていただき、良い一年を過ごすことが出来ました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
年明けは5日(月)から営業しております。
年末恒例!?のカブ。
昨年との違いは...
みなさま良いお年をお迎え下さい!
今日は作業しつつも、大掃除ですとかパソコンですとか
あ、しめ飾りしないと
あわわ年末すな
最近のお仕事
イームズマウントの取り付け、接着剤の剥離
脚の歪みがあったりで位置決めがなかなか大変です。
こちらは座卓の再塗装
日焼けで退色していますが、
オリジナルの色に近い部分の色を参考に着色します。
キレイになりますよ
こちらは新規の塗装
両袖の座卓です。お世話になってるおじちゃんの手作り。
おじちゃんの器用さにうっとりします。
天板が一枚板で普通はクリヤとかオイルとか色を付けずに
本来の木の色で楽しまれてる方多いとは思うんですが、
着色でももちろんキレイに仕上がりますし、
材の違いを色で補えるので木工の幅も広がります。
更新しました。
今年の剥離 (塗装を剥がす)の中で最も難しい作業だった物
いわば HAKURI OF THE YEAR です。
この自動車のアームレストなんですけど、ヒビが所々にあり傷んでいます。
まず、
剥離をしても良いのか? という問題が。これはポリエステルだと思うんですが、
要するに分厚い塗装で着色が濃く下地の様子が解り辛いんです。
何を恐れているかというと、転写フィルム(木目プリント)じゃないのかって事なんです。
転写シートであれば剥離と共に木目もどこかへ消えてしまうのでそれは避けなくてはなりません。
でも普通に考えれば僕の常識の中でこの形状であればプリントです。
そうなるとウチでは転写フィルムはやっていないので塗り直しではなく補修あるいは受注不可に切り替えねばなりません。非常に肝心な所。
でも、よく見ると、シートじゃ再現出来なそうな木独特の反射があったんです。
ついでに角の部分に切れ目の様な物が僅かに見受けられたので、木口を少しだけ削ってみました。 ところ、突き板がちょろっと出て来たので、コレはいける。と剥離を開始。
苦労話があんまり多いので剥離中は割愛。
本当に苦労してようやく木地が出てくれました。
よく見ないとわかりませんが角に切れ目があります。
世の中器用な人がいるもんだと関心しきりです。
今回はポリエステルの下地にウレタンで仕上げ