塗装の乾き待ちをしながらパソコンしながら、ながら作業が増えすぎて、1KBの脳みそでは納まりきらなくなって来たので、休業日のお知らせを早々にしておきます。 早くもない。
4月
4(木)、7(日)、14(日)、21(日)、28・29(日月)
5月
7日迄休まず営業致します。
8日〜16日はGW振替休暇とさせて頂きます。
振替休暇中は海外へ出ますのでお問合せは休み明け後の対応となります。
その後の営業日は後日HPにてお知らせ致します。
変則的になりますが、宜しくお願い致します。
おもちゃの鉄琴修理です。
(大人用は楽器屋さんでお願いします)
プレートを支えるゴムの劣化によりプレートが動いてしまい、うまく演奏出来ない状況です。
穴の中に見えるのはピンとその周りの劣化したゴムです。
元はピンの頭の部分が少し膨らんだ形状でゴムが覆っていた様です。
ピンを抜き、完全に劣化してしまったゴムを土台部分を残しカットします。
土台はそれほど劣化が進行しておらず、まだしばらくは使用に問題無さそうでした。
一部亀裂があった箇所はゴム用の接着剤で補修します。
音階によって箱の中の空洞の大きさが違うようで、ピンがきちんと刺さっている物もあれば、
遊んでいる物もあります。何で代用するか悩みましたが、ゴム土台の保持とプレートを
ソフトに固定する為の頭の大きさから、ちょうど良さそうなビスを代用する事にしました。
ビスを付け、元は着いていたであろうゴムをゴムのキャップで代用します。
色々試しプレートの振動を極力妨げず、尚かつ暴れないサイズに落ち着く事が出来ました。
ついでにご注文頂いた鉄琴の箱も製作です。
ついでだったんですがこちらが結果的にメインの作業だったりします。
その間に積み木パズルの組み直しと欠損部品の製作も同時進行
完成です。
かなりお時間を頂いてしまい、申し訳ありません。
精進します。
演台 2013.03.08
最近ブログが散らかって来たような気がしたのでカテゴリ分けをはじめたんですけどね、
カテゴリが書くたびに増えていくんで、そっちが散らかりそうな気がしてますけど、
気にしないで続けます。
こんな感じでキズが無数にある演台です。
これをいつもの調子でのんびりじっくり補修してますと、予算的にも結構値が張ってしまうんですね。
そういった物でもご相談頂ければ、納期、ご予算に応じた修理をご提案します。
それでも高いという場合は、
ホームセンターに行けば、大概の事は解決します。
簡単な方法なら無料でお教えしてますので。お気軽に
だいたい作業スペースは畳一枚分と狭小作業場ですが、
同じ所で3年もやってますと、変に落ち着くと言いますか、貧乏性です。
そんな所に椅子を15脚くらい溜め込んでしまったので、
めまぐるしく作業させて頂いておりますよ。
本日はホイールバックの椅子、ゲートレッグの小ぶりなテーブルを修理しています。
修理前です
テーブルの天板は最近塗られた様子で綺麗ですが脚がぐらぐらです。
バラして再接着、脚のパテナ(古艶)は好ましく思えたのであっさりと補色のみ、ニスを塗り
蜜蝋で仕上げました。
修理後です。足下がシャキッとした様に見えるのはボクだけかもしれません。
続いて椅子です。
作業内容はテーブルとほぼ一緒です。
右が作業前、左が作業後です。
まだ若い感じのする椅子ですが気張らずに使えて丈夫、修理跡も含めて景色が良くなる形の
椅子ですからこれからが楽しみです。
ついでに仕上げが常に気になる修理屋が、なんだか目に留まってしまったのが、
この もこもことした表情。
初めは木目が盛り上がっているのだと思っていましたが
良く見ればどうも違う様子。
木目であれば矧ぎの部分で質感が変わるはずですが関係無しに跡があります。
そもそも天板に鋸目を残すはずもありませんし、形も妙です。
サンダーやハンドグラインダー類いで反りを削ったか剥離をしたにしても形がやや不規則で統一感が
みられません。
何の跡だろうとしばらく考えましたが、
何でしょ??
解らないんですけど、こういう表情好きなんですけどね。
不器用なりにも修理して使い続けられた物にはむしろ愛着すら出てきます。