KIBI CRAFT

 

工房日誌

みじん唐草 2015.12.03

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みじん唐草のそば猪口が増えました。

細かいものを表す微塵が語源で、江戸中期から明治にかけて作られました。
江戸時代はほとんど手書きだったのが、明治に入ると型紙、印判手を使う染付技法が普及し、
大量に生産されるようになったそうです。


今回はすべて印判染付のものです。
とは言ってもみじんの中に柄が入っていたり、文様の合わせ方がばらばらだったり、
色の濃さが違っていたり...個性があって楽しいです。
内側の模様もそれぞれ。
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他にも真鍮で欠けを繕ってあるものもあります。
濃いコバルトの色に真鍮の色が入り、また違う表情があります。

是非お気に入りを見つけにお立ち寄り下さい。