ウイリス 2015.02.18
先週の終わりに車が快調になって帰って参りました。
快適すぎて何も言えません。
今日見積もりに伺った先でとんでもない車に出会いました。
ウイリスジープというタミヤ的な、
模型の世界でしか見た事無いようなとんでもなくイカす車で
リアルクラシックカーでありエンジンまでかけてもらっちゃったりして
音良し、匂い良し、見た目良しで完全にツボでした。
目の保養になりました。
明日も頑張ります。
こんな車
円卓 2015.02.12
ウチのトラックが13万キロ程走ってきて
最近とぼけた始動をし始めました。
とりあえず手頃な燃料フィルターの交換をしてもらいましたが症状が改善せず、
仕事に明らかに支障をきたすので車屋さんに無理を言って早めに入院させました。
恐らくグロープラグですね ってことでその辺の点検整備もかねつつ、
インマニの脱着ついでにタペットカバーのパッキンも交換してもう事に。
30万キロ乗りたいと伝えると、ほんまかいな的な。
故障&出費多め予備軍を教えてもらいました。
気をもんでも仕方ないので、壊れたとき考えましょ
今回は円卓です。
作業内容は天板の塗り替え、天板中央の回転台をスムーズに回る様調整、脚のぐらつき修理です。
まず天板ですが塗装(ポリ)の劣化が激しく、
突き板もめくれが多く下地が露出していました。
まず剥離を2人がかりで丸1日かけ慎重に行い(ポリは本当に固いです)
捨て塗り、パテ打ちをして仕上げて行きました。
回転台はレールの溝が掘ってある板とローラーの付いた天板の二枚重ねになっています。
そのレールの溝がえぐれてしまい、スムーズに回らなくなっていました。
そのまま固めて成形してしまってもいいとは思うんですが、
あまりにもほろほろと木が動きそもそもレールには不向きな材質。
安定した骨になる下地が欲しい所です。
そこで前回のコンパスが出てきます。
輪。
これをはめて固めます。
丈夫に出来たと思います。
よく回ります。
脚のぐらつきの原因は溶接の劣化で
今回は交換となりました。
脚のカタログを調べると天板に対して脚のサイズが小さい事が解り、
適正なサイズの物に変更。
コンパスにしやすそうだなと思ってはいたものの、
特に用が無かったので作ってませんでした。
ところが600φ程の円が必要になりここぞとばかりにハタガネに穴開けてやったわけですよ。
15分程で出来ました。最大で900φぐらいの薄いベニヤならカットも出来る!
奥が本来あるべき姿のハタガネ
手前が思いつきのサークルカッター
穴に鉛筆入れたりカッター仕込んでも良いようになってますというより
穴開けただけですけど
ルーターもありますが、停電時でも円が切れるという素晴らしさ
必要以上に変えないって事は修理の基本であって本質でもあると思ってるフシがあり、
要するにそれが一番悩ましく、難解で、面白みで、
結局お客さんの希望に少しでも近づければという日々。
今回はなるべく雰囲気を変えずに、機能面の修理とクリーニング。少しだけ補修をさせて頂きました。
小さな穴はパテ埋めしてます。
こっちは木で補強してケヤキの突き板を貼っています。
同じような杢が手元に無かったので少し書き足してます。