KIBI CRAFT

 

工房日誌

テーブルの色合わせ 2014.05.27
更新の数が少なすぎるので月末になって慌てています。
自分のだらしなさがそのまんま出ているようで、お恥ずかしい。

一昨日納品したテーブルです。
メインの天板と、拡張式になっているサブの天板の色合わせのご依頼です。

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紫外線にあたっている部分は自然と色味が変わって行きます。
新しい畳だとたまに家具動かしたりした時
そこだけ緑色のまんまで あーっ!てなりますでしょ。
それと同じ事がテーブルにもあるんです。
テーブルクロスやマットなんかでも長い事放っておくとなります。

今回の場合拡張部分は普段は収納されてますから、ほぼ元の色のまま
メインの天板のみしっかりと見えていた木目が淡くなり、明るい色に変色しています。
これを既存の塗装の上から出来る限り色味を近づけて行きます。

これはよほど濃い色でない限りぴったりとは行きません。
剥離をしようとも木そのものの色味が青と赤ぐらい全く異なってくるので、
例えば極端ですけど青と赤ならその中間色の紫辺りを探るんです。

透明着色塗装では近くなったというのが限界かもしれません。
加えて木目の濃淡も経年変化で消えてくるので、余計に難しくなります。

何かいい方法ありませんか。

仕上がり
P1030971.jpg