この引出しは木目シート仕上げの家具で、画像のように500円玉大の剥がれが
2箇所見受けられます。
お客さんの立場で考えると、こういうキズってどこで直したらいいのか解らない場合が多いんじゃないでしょうか。
購入した家具屋に相談出来れば問題ありませんが、なかなかそういう訳にも行かない場合も多いんではないかと。
アンティーク家具の修理屋さんであれば、新しい家具はできないと言われるかもしれません。
家具製作所では、木じゃないから出来ない、塗装屋は塗装じゃないと云々。。
じゃシート屋なら シートのメーカーと品番解らないと木目が合わない
踏んだり蹴ったりな感じですが、結局の所、
今回の様なケースは補修屋に相談という選択がベターです。
ウチはと言えば欲張りというか、仕事を選んでいると仕事が無くなってしまうので
何でもやるんです。
割と。
補修屋はどうやって直すかと言えば、面積的にタッチアップになると思います。
僕もそーします。
たかだかこんなサイズですが、あなどれません。
淡い色は案外難しいんです。
本物の木の様に、見る方向で色が変わったりしない分ずっとマシですが。
料金表に30分でできるタッチアップ面積の目安は500円玉程度 と表記しています。
少ないじゃないかと怒らないで下さい。
こういうキズを想定すると、むしろ足りないくらいだったりします。
途中経過
よく見れば勿論解ってしまうんですが、
この辺までなら何とかなります。