新規の塗装もやってます。
材はこんな感じ
見た事無い材です。
後で聞いたら ミズメザクラ と言うんだそうです。
サクラと言いながら樺のお仲間らしく、
ググってみた結果、
松本民芸家具に使われるのもこの材なんだそう
着色は濃いめになりますが、塗った事無い材は特に慎重に塗って行きます。
かなり弱気な着色。
ムラも出ず一安心。
心材と辺材の色の違いは着色も濃い事ですし、後で十分カバーできます。
ツートンカラーではなくボクなりの危険回避。
今回吹き付け塗装なので、その場合どうしても
フチと板の境目にムラができてしまいます。
こういう入隅はガンの吹いたエアが抜けず跳ね返ってしまい、真ん中よりもずれた所の色だけ
濃くなってしまうんです。
だから今回は初めにマスキングして板だけ着色を済ませてしまい、
完全硬化を待っていては納期に間に合わないのでフチの養生は
小道具を作って解決。
普通入り隅を塗る時はこんな下敷き的な物を片手に、塗るんです。
後で塗装専門外の職人さんに納品した時どうやって塗った?というのでこの説明をしたら
そんなシロウトみたいな事してと、怒られてしまう。
ボクより半世紀位は先輩なので何も言えず
仕上がり
いつの間にか菊だらけの実家
菊屋でも始めるんだろーか