KIBI CRAFT

 

工房日誌

入山 2011.05.07
釣果はイマイチですが、ほぼ毎日山通いしておりました。
裾花はダムの放流と工事で全然だめでした。須坂がいいです。近いし魚がいっぱい。
千曲漁協で年券買おっと

P1180606.jpg

初めて山にんじん?なる山菜を食べてみました。山人参かどうか確かめる術が無いので
そうだと思うしかありません。メイビーヤマニンジン。引っこ抜いたからには頂くのが道理というもので。
人参的な葉に朝鮮人参の様な根っこ。
天ぷらで食べた所、結構いけますよ 葉はほぼ味無しというかほろにが。
根は弱い朝鮮人参のよな
好きな味です。ただ2本は食えない感じです。

ところで、
昨日イスの再修理を行いました。今年修理したばかりなので おや と思いましたが、
お話を聞くと少し無理な体勢でご使用になられた為、接合部が緩んでしまった様です。

アームの無いダイニングチェアで背もたれと脚が一体になっているタイプ
脚と脚を繋ぐ棒(貫)も無い為、座面と背もたれの接合部にとても負荷がかかりやすいイスともいえます。
という説明を前回あまりできなかったかなと 反省反省。
とにかく強くとの事でしたのでビスを使い修理しました。
ビスは普段は使いません。
使わない理由として、木地を少なくとも元のコンディションより痛めてしまう事、再修理の時にばらしが困難である事、強力すぎる事、強力な為に他の箇所になんかしらの歪みが出やすい事、ビスで締めましたというダボが残ってしまう事等々ですが、
基本的にまた修理する事を大前提としているので、しかもそれが僕とは限りませんので、
ばらせない修理は結果家具の寿命を縮めてしまいます。それでは本末テントーということでつかっていない訳です。 
あ ビスを使ったからといってばらせない訳ではもちろんありませんし、ダボの痕が駄目だと言ってる訳でもないですよ。(隠すこともできますし)必然性だってあります。

10代の頃当時勤めていたアンティークショップで修理したてのほやふやな僕もよくやっていました。
お客さんの家具では無くそのお店の販売する家具で、それがそのお店の直しで、その直しの効率を突き詰めた結果、価格にそれが反映されれば、どちらにとっても悪い話ではありません。
ただ今んところ修理専門なので。
あんまり長いとだれるので、要するに、
派手に壊れるよりは修理できた方がいいですよね。

P1180601.jpg
小っさ