KIBI CRAFT

 

工房日誌

カウンター塗装 2011.04.20
カウンターを塗ってきましたよ
剥がれが全体にあったので補修というか塗り替えに近いです。

面積はそう無いんですが長さが長さなので(全部で25mくらい)
筆でタッチアップしてたらいつ終わるか解ったもんじゃないです。
なんで全部ガンで。着色がエナメルの一歩手前くらいの濃さだったのが助かりました。
色薄かったら全て剥離をした方がこの量だと作業は早いです。

何を言ってるのか一応説明しておきますと、着色 とは木目を生かした塗装で、エナメル は塗りつぶしの事をいいます。エナメルの場合、木の質感はあっても木目が見える事はありません。
ペンキ のような。 (そういうと語弊がありそうですが)
なので何度塗り重ねても、厚くなるのは塗膜だけで一定以上色が濃くなる事はありません。

逆に着色の場合、塗れば塗っただけ色は濃くなります。カラーフィルムを何度も重ねるイメージでしょうか。 なのでタッチアップはよりシビアになってきます。

こんな説明で良いのかどうか、とりあえずエナメルの一歩手前とは、そういう感じです。

他の業者さんとカラミが多くこの養生中の写真しかないんですが・・・

114201.jpg

114202.jpg

作業的には足付け後顔料であらかた着色を行い、ウレタンサンディングで固め、面をならし
カラーリングで補色し、トップコートをする。そんな具合です。

サンディングシーラー研磨の時に出た粉。 掃除機に刷毛差してガムテで固定すると具合いいです。
簡単アタッチメント。

監督にオッケー頂いて、疲れ果てた為、途中温泉に寄りました。ヤホーのユ。
そこで偶然見つけた フィンランド木の椅子展。

俄然テンションが上がったのですが、休館日。。。
ええー
今度釣りがてら遊びに行ってきます。