木目塗り 2011.02.15
このベニヤの大きな穴。
2mもあるシェルフの背板です。
どーしたもんでしょ。
これに限った事ではありませんが、やり方は色々あってですね、
最初はベニヤそのものを交換とも思いましたが、よく見るとプリントのチークです。
時間的に同じ様なベニヤを探すのも難しいので、塗りでなんとかします。
穴を埋めて手で書こうってんですから全く原始的な方法です。
今時木目を手で書く人は塗師屋か補修屋か・・・
本物のチークでこの穴のサイズだったらまず交換ですが、棚板も入る事ですし(あまり目立たないので)
プリントならまだ希望はあります。
穴の大きさはだいたい60センチ。
とりあえずベニヤ板で埋めて裏からも補強します。
下地が出来たらベースとなるカラーを塗ります。
そして徐々に色を筆やガンなどで加えていきます。
夜な夜なシンナーの臭いでフラフラになりつつ塗りました。
予算とスペース的な問題があったので急ぎましたが
深夜に急ぎの仕事はやっぱ良くない。
詰まらんヘマをします。しました。
塗り終わって、本体も直して無事納品。
腰にきますねぇ