本 2010.11.14
長野はすっかり寒くなり勉強でもするかとネットで本を物色しております。
写真の塗料辞典は以前から持っていた物ですが流石に無いだろうとアマゾンで調べると
あっけなくでてきました。アマゾンすごい。
日本には少ないのですが専門的なレストア関係の本は洋書で沢山見つかります。
仕上げ、木工、金属加工、歴史など関係する分野が非常に多岐に渡るので
この仕事の難しい所でもあり面白い所です。
シンプルに仕事を絞りたいものですがこの時代そうも言ってられず、この手の仕事 は一通りこなしたいと思う今日この頃です。
余談ですがエクスナレッジから出ている「塗装超実用テクニック読本」
名前の通りとても実用的で専門的な木工塗装の本です。
以前勤めていた塗装屋さんが主体となって構成されているページも多く、復習の意味で買ってみるかと調べたらご丁寧にプレミアが付き、8,750円からという恐ろしい金額になっています。
定価は2,500円程。
高すぎませんか
こまごまと 2010.11.05
棚板を置くためのダボです。代用品も無いので作るしかありません。
今回は家具全体のメンテナンスで、
ダボ作りのご依頼を頂いている訳ではありませんが折角のビンテージなので
できる限りオリジナルコンディションを優先しメンテナンスをします。
作ると言っても型から作って大量に作る事もできず、相変わらず鉄棒にバーナーをあて
叩いて削って作ります。時間がかかるのでお店勤めでやっていたら怒られてしまいそうな作業です。
上の写真、何のパーツかといいますと、引き戸をレールにはめる為のダボです。
左の写真が壊れているダボです。
材質はプラの様な物で空洞になっており、そこにバネを入れ出たり引っ込んだりする仕組みです。
こればかりは木で作り、補強の為ポリエステル樹脂をしみ込ませてあります。
こんな具合になります。