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日々の記録

[器] 陶器と磁器2017.03.13

自身が大好きなこともあり、お店でもさまざまな器を取り扱いしています。

ので、ときどき器について聞かれることも多々…私もまだまだ学び中ですが、今回は磁器と陶器の違いについて。

(本とかいろいろからのあれこれですが…)

日本の器にもっとも多い陶器と磁器。

 

◎陶器

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・地中の粘土層から掘り出す粘土でつくられる。

・1000℃から1300℃で焼成、土の素地は茶系、グレー系など色がある。

・焼きが柔らか、質が荒いので水が浸透する。そのために釉薬をかけておくことが多い。

・こんこんと叩いた時に鈍い低い音がする。

 

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高台(お茶碗などのあしの部分)や糸底など見てみると陶器は少しざらざらっとしていて、淡く土の色があります。

 

 

◎磁器

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・長石や珪石などガラス質を含む陶石でつくられる。

・1300℃〜1400℃の高温で焼成、土の素地は白。

・高温で焼くため、焼きが固く、半ガラス質になり水を通さない。透明な釉薬が多い。

・こんこんと叩いた時に金属的な高い澄んだ音がする。

 

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高台や糸底はすべすべ、色も白いです。

 

 

陶器

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磁器

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触ったり、軽く叩いてみるのが一番分かりやすいかもしれません。

染付や洋食器のカップ&ソーサーなどは磁器。

 

食器棚の中を覗いてみたら、我が家は8割くらいは陶器でした。ふむふむ。

ここ最近一番のお気に入り。

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1話から見ていた方にはこのすごいかわいさ気づいてもらえるでしょうか。

これは白くてつるつる、音も高かったので磁器。

 

6月から新しく始まる金継ぎ教室では、陶器の器をお持ちいただくようお願いしております。

参考になればと思います。

よろしくお願いします。

 

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