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日々の記録

マイナスビス2017.02.12

まだまだ寒さ厳しいですが、最近は春に向けて家具を探しに来てくださるが多く、嬉しいです。

ありがとうございます。

また、修理のお問い合わせも増えてきました。

現在椅子の修理40本!で工房はぎゅうぎゅう。

お店の家具が少なくなっていますが、後半からどんどん新しく並ぶ予定です。

 

 

ここしばらくは小引き出しが特に充実しており、明日にはオンラインショップで小引き出しばかりをまとめて

アップしようと撮影中です。

ひとつずつじっくり見たり、説明文を書いているとそれぞれの違った雰囲気や、気が付かなかった細かい仕事を

発見したりとおもしろいです。

 

よくお店でもマイナスビスが使われているものは古い、という話をしていましたが、はて、どれくらい古くて

いつからプラスになったのだろう、と思い(遅い)調べてみたり、取っ手に古銭が使われているものがあり、

古銭について調べていたら字体によって年代が違ったり…

知らないことだらけ〜となかなか作業が進みません…。

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なが~い話ですが、ざっくり言うとプラスネジは1936年、アメリカのフィリップス・スクリュー社によって開発されました。そう言えばスクリューネジって聞き覚えがある…!

つまり、それ以前に生産された家具や小物などは全てマイナスネジが使われているのです。

日本にプラスネジが普及したのは戦後の話で、1952年にヨーロッパの自動車工場を見学していた

本田宗一郎さんが落ちていたねじを拾い、大切に持ち帰ったことがきっかけなんだそう。

マイナスが使われている家具の多くは戦前(1937年くらい)のものなのかな。

そう考えるとこの年月を過ごしてきた家具がお店にあって修理され、つながっていくのは不思議な感じ、

なんだかすごいな〜。

 

などあちこちに思考が寄り道していますが、いろいろと進行中です。

 

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