ロッキングチェア 修理2019.01.30
ロッキングチェアの組み直し・座面割れ修理です。
うちでもよくご依頼頂く修理の一つです。
ウィンザーチェアなど購入してから30年程度のものが多いと思いますが、
大概は座面の真ん中から真っ二つに割れてしまっています。
乾燥状態であったり接着剤も劣化しますし、ただでさえ負担のかかりやすい箇所ですから、
年月経てばそりゃ割れてしまいます。
そしてややこしい事に、1箇所割れているとかなりの高確率で他の箇所も簡単に割れてしまいます。
ハンマーで コンコンッ とノックすると軽快な音と共に割れてしまいます。
キットカット状態です。
なので、敢えて割ってしまうんです。
そうしないと危ないのと高確率で2度手間になってしまいますから。
お店で販売する椅子もやはり割ります。
手間ですが、そういう実用的な品質がモットーです。
割るつもりはなくても分解する最中に自然と割れてしまいます。
もちろん保管状況が良かったのか割れないものもあります。
その場合は当たり前ですが無理にしません。
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